真っ赤な苺と真っ白なホイップクリームのケーキ

パリに恋して20年超え、
渡仏歴も仏滞在日数もぐんと上がりました。

20代のころ、通貨がまだフラン
だった頃を少し知るものとしては
パリの街の雰囲気も
食べものも随分と変わったと
思わざるを得ません。

バゲットの味は確実にあの頃と違う。

お菓子の方は洗練されつくした先の
斬新な発想のもとにあって
食する側の品格も上がったの、
かな????

正直、私が美味しいと思うものが
少なくなったように感じていて

パリのお菓子は食べることより
作り方を知る方が面白い。
(私は・・・)

ざっくり作ってそれなりに美味しい
パリのお菓子、

一方、口溶け感や風味もバランス、
ぎりぎりの甘さを攻めるような
日本のお菓子もこの頃、改めて
見直す機会があります。

苺の季節もあとひと月くらいで
終了でしょうか?

形が揃ったきれいな日本の
苺で作る定番のショートケーキ。

日本人のSOUL SWEETSなんでしょうか。

義父の大好きなお菓子を作って
持って行くことも
今だけの大切な時間。