11月も半ば、間もなく2019年を
迎えようとしています。
昨年の今頃は、一週間後に迫った
リッツ・エスコフィエでの
短期留学を控えて忙しく
過ごしていました。
10月にクリスマスケーキの
レッスンを終了した後に
風邪を引いてしまい、
回復をしないまま
荷造りをしていました。
そんな絶不調で乗った飛行機の
上では客室乗務員さんに介助を
してもらいながらパリに着きました。
フランスのお菓子はフランスで学びたいと
一念発起して語学を勉強して5年目、
ただの経験にしておくのは勿体ない留学です。
いろいろ頭の中で考えていることはあります。
でも『伝道師』にはならないですよ(^-^;
きちんと消化したものは最高の形で
紹介したいと思っています。
オリジナルを離れすぎてしまうと
そのお菓子の良さが無くなって
しまうものはあるかと思います。
この『マーブルケイク』はリッツの
メソッドに忠実に再現しています。
チョコレートのグラサージュは
材料の入手が困難なこともあり
少し変えていますが味はリッツそのもの。
香り高いチョコレートの仕上げ、
しっとりした生地。
ホテル・リッツにあるサロン・プルースト
と同じお菓子。
リッツの伝統を受け継ぐマーブルケイクです。
シェフ・クリストフのレッスンのひとつ。
彼は今頃、次のステージで頑張っていることでしょう。